1 開会 事務局(中村次長)
浜松市自治会連合会理事の飯尾和宣様から、同連合会理事の二橋久雄様に変更の旨を伝える。
二橋様 自己紹介
2 挨拶(尾高部長)
去る11月25日には、森林環境基金活用の第1号として『ストップ地球温暖化!』浜松の森について考えよう!というイベントを開催した。皆様のご協力に感謝する。荒木会長には、「地球温暖化と森・私たちの役割」というご講演をいただき、これに続く、市長との対談にもご参加いただいた。
イベントの最後には、ワークショップに参加した中高校生の「森に対する思い」や市民の「浜松の森を守る市民の約束(コミットメント)宣言が発表された。イベントを通して、いろいろな世代や都市部の市民の中に、力強い当事者意識が生まれたことを実感した。環境問題は山積するが、委員の皆様には、環境行政への一層のご理解、ご協力を賜わりますようお願い申しあげたい。
本会議が実りあるものとなるよう、本日も活発なご審議をお願いしたい。
3 挨拶(荒木会長)
田原市の視察見学に参加した。参加者の感想文を読ませていただいたが、みなさん現実を見ることの大切さを味わったと思われる。2000kW級の風車をご覧になって、実態が身近に感じられたのではないかと思う。最近の技術の方向性は、「大きければ大きいほどいい。」というものであり、しかも40基を一気に作るなどという話になるとちょっとどうかと感じる。日本人というのは、一気にやるとなるとどっといってしまう性癖があるので、またかという感じを持つ。大きな反対運動に発展する可能性も十分あり、心配している。風車の間隔は、田原市で見た感じでよろしいと思うが、これも数が増えるとどうなるか。一つだけの救いは、バードヒッティング(風車にぶつかって死ぬ野鳥の害)がゼロだと言う報告であった。しかし、ついこの間も、他でオオタカがぶつかって死んだという報道もあった。
田原市に行った感想は、一言で言えば「大きいことだけがいいことではない」というものであった。要は、余裕である。田原市は、十分な税収があって財政力指数も高く、物事をやろうとする時には、これが資金源になる。太陽光発電の補助も、浜松では、受付期間が限られている上に10万円のところを、田原では、いつでも60万円という。この差は大きい。浜松市は、合併して非常に大きい都市になったが、これもまた、大きいことがかならずしもメリットにならない。きめ細かい施策ができにくい。大きいことで効率的に行うことも可能ではあるが、やはり人間一人一人の幸せ、個人の満足度が大事であり、そうなると必ずしも大きいことはいいことだけではないというのが私の感想である。
多くの委員のご参加をいただき感謝する。是非、今後に活かしていただきたい。
事務局(中村次長)
資料の確認
審議会委員20人中13人が出席し、過半数に達しているため、浜松市環境審議会規程第3条第2
項により、審議会が成立する。
議事の進行については会長にお願いする。
5 議事内容
(1) 報告事項
ア 環境基本計画の中間報告について
事務局 資料1 環境基本計画の中間報告について(環境企画課 森)
吉川委員 都市地域の中に、工業地域(工業団地的な地域)という考え方はあるのか?
事務局 用途地域として工業地域がある。これを包括した形で都市地域としている。
会長 工業地域の中の公害問題等に関連してのご質問か?
吉川委員 そうである。
事務局 先週、この計画の検討委員会を開催し、その中で出たご意見も加味して本日の説明を行っている。補足であるが、第5章で、「森の復権プロジェクト」等3つ挙げているが、横にある「温暖化防止」等2つについても、基本方針に合わせて挙げていきたい。主要施策を浜松市に特化したものにしたいという意図である。循環型社会を創造するという基本方針にあわせて、生活環境レベルのものも含めたい。「公害防止計画策定地域返上プロジェクト」は、生活環境のプロジェクトのテーマになっていくと思われる。
会長 工業的なものと環境がきちんと組まれているかどうかというご質問だったと思う。
もう一つ、農業と環境との関係がみえてきていないのではと思う。特に、肥料をたくさん使うことによって窒素、リンなどが増えて佐鳴湖が汚れるとかの問題である。適正な肥料と農薬の使用などについて、「自然と共生する都市」の中に、または「森林・農地の公益的機能の増進」の中に記述されているのか?
事務局 施肥の問題については、第2章に書き込んでいる。ゾーンを分けた問題としては、都市部、山間部、里山部、臨海部という分け方をしているが、その里山部での地域特性として拾い上げていきたい。
会長 佐鳴湖だけでなくて場合によっては、農業一般において、空中散布などによる大気汚染であるとか、環境に直接問題を発生させることが多いので、そういう記述が抜けていなければよいと思う。もともと旧浜松地域は、工業の都市であるが、同時に農業の大きな生産地であるので、工業、農業いずれも環境と上手に共生していくことが大事である。
事務局 検討する。
北野委員 第5章は、今ある3つのプロジェクトの他に、あと2つ加わるとのことであるが、「環境学習」は是非入れていただきたい。
事務局 本編P122にあるように、「緊急性」「地域性」「先導性」の視点から主要施策を導いていくが、ここに修正を加えていく。「環境学習」は重要なテーマであることは承知している。
「流域環境活性プロジェクト」には、先ほどの施肥の問題も落とし込んでいく。
土屋委員 環境学習は、非常に重要なことであると認識しているが、学校現場ではどうか?先生方の関心度が低いと感じるが。
事務局 先般の「浜松の森について考えよう!」で実施した、中高校生ワークショップのようなものを広げていきたい。
会長 学校では、総合学習などで環境の勉強に取り組んでいるが、「行動する」ということに教育委員会の統一方針がない。たとえば植林をするという行動についても、これに伴う危険にばかり目が行くようだ。
北野委員 地域で、水に関する学習を実践しているが、このような環境学習を地域で継続できるような施策を検討して欲しい。
山崎委員 本市では、外国人が4万人を超え、人口の3%を占める。4†4には、外国人市民とどう共生して推進していくかという視点を入れて欲しい。
また、平成19年度政令市移行後に、この計画が世に出るならば、「政令市移行後を視野に入れて」等の表記は修正されたい。
会長 ごみ分別など、特別な配慮が必要である。
まだ、中間報告の段階なので、気が付いたことがあったら環境企画課まで連絡されたい。
イ 天竜川・浜名湖環境共生計画の計画素案について
事務局 資料2 天竜川・浜名湖環境共生計画の計画素案について説明(環境企画課 飯尾)
古田委員 合併によって市域が拡大して、旧浜松市にはなかった希少動物や保護しなければならない植物は、どのくらいあるのか?
事務局 P27†35のところで、動植物についても整理していく。今回調査した結果も合わせて、表や地図で表現していく。
会長 絶滅危惧種の記載がないのでは?
事務局 基本計画で把握すべき範疇だと認識している。
会長 となれば、今一度、天竜川・浜名湖環境共生計画の位置付けを明確にして欲しい。
事務局 天竜川・浜名湖環境共生計画は、環境基本計画の具現化と位置付けている。
事務局 環境基本計画本編P30に今回の動植物調査について記述しているが、結果については現在調査準備中、調査中、結果整理中のもの全てを整理して、関係のものと併せて挙げていく。
森田委員 P4の「計画の位置付け」の図が非常にわかりにくい。文中に「関連する計画の各要素を集約して整理するとともに、他の計画で表せない部分を補完します。」とあるが、これが、最終的に「エコ・ミュージアム構想」になるのか?読み取りにくい。
会長 環境基本計画の下に位置する、具体計画でいいのではないか?
他の部局とあいまって、地域の行事も助けて、基本計画だけではカバーしきれないものを補完していくという役割と理解する。
事務局 他の計画では表せない部分というのを、26課と調整を図って急ピッチで進めていく。
縦割りでなく、横割りでいきたいと考えている。
会長 よろしくお願いしたい。これについては、パブコメ中であるので、今後市民から意見が出ると思うが、みなさんも気づいたことは環境企画課へ連絡されたい。
ウ バイオマス利活用推進計画のパブコメ結果について
事務局 資料3 バイオマス利活用推進計画のパブコメ結果について説明(環境企画課 飯尾)
山崎委員 電子メールは、匿名のものがあるか?
事務局 ない。
山崎委員 一ヶ月パブコメをして、意見11件はいかにも少ない。これでは、市民にほとんど知られてないということであり、問題ではないか。電子メールが主だということは、大体Webサイト経由だと思うが。
事務局 案の公表方法は、全市統一の形式になっている。広報誌並びにホームページに掲載するとともに、各総合事務所、公民館、情報プラザなどの施設において配布、閲覧できるようになっている。
会長 現在、パブコメは膨大な量になっており、市民に関心があっても見るまでに追いついていない状況もあるのではないか。
事務局 ご指摘を受けて、更にPRに務めていくべきと感じる。記者レクでもPRして、中日新聞や静岡新聞で大きく取り上げていただいたが、バイオマスは専門性の高いものなので対象が限定されることもある。頻繁にパブコメが行われる時代になっているので、会長のご指摘のような状況もある。
会長 できるだけPRに務めていただきたい。これについても、パブコメの結果後を確認したい。
エ 第3次産業廃棄物処理基本計画のパブコメ結果について
事務局 資料4 第3次産業廃棄物処理基本計画のパブコメ結果について(廃棄物対策課 中村)
会長 意見の多くが業者からだということだが、どのくらいの割合か?
事務局 明らかに業者と思われるものが、22件である。県の産廃協会などでPRに務めた。
会長 規制される側であるので当然のことではあるが、市民にも対応して欲しいところである。
(2) その他
オ 平成18年度浜松市環境審議会視察報告について
事務局 資料5 平成18年度浜松市環境審議会視察報告について説明(環境企画課 中村次長)
会長 冒頭で感想を申し上げた。風力発電については、北海道、青森などで設置制限が出ている中で、田原市の風力発電は、全国の20分の一を占めることになる。
報告書を提出いただいた方から一言ずつ感想をお願いする。
山中委員 本市と田原市との違いはという私の問いには、代表する市長の考えであろうという回答があった。田原市の環境への取組みは、地球のエコを目指して実行されているが、財政力のなせる技であると感じた。また、住民の小さな関わりをきめ細かくつくっている所に感心した。
山†委員 田原市は、環境対策と新エネルギーへの先進的な取組みが一体となって展開されていた。特に、風力発電については参考にすべきことが多い。市の主要施策としての位置づけが明確で、トップの姿勢と実際に推進に当たってきたスタッフの熱意とパワーを強く感じた。また、風が強いというマイナス要素をプラスに活かす施策が優れていた。これも豊かの財政力の支えがあればこそである。加えて、行政だけでなく、市民が一体になった取組みが推進されていることなど、大変感心して帰ってきた。
北野委員 市職員から市長になったトップの長年に渡る息の長い取り組みが実を結んでいる。地域の特性を上手く活かしていた。人口も(浜松市に比べて)少なく、市民からの声も行政にすぐ届くようであるし、行政自体も縦割りではなかった。今年度で、市長が交代ということであるが、新市長がこれまでの取り組みを継続していくのであろうか。本市でも取り入れられることを、できるだけ取り入れて欲しい。
内山委員 漁業者からの立場で言えば、豊川用水でダムを止められたわけで、田原市の繁栄は、われわれの犠牲の上に成り立っていることが看過させていると感じた。
田原港の整備ができて、トヨタ自動車が進出して財政が豊かになったからできることである感じた。
カ 任期の終了に伴う委員の委嘱について
事務局 口頭説明 (環境企画課 北村)
事務局 委員の任期が、平成18年12月31日で終了することに伴い、現在事務局で新しい委員の調整中である。引き続き委員をお願いしていく場合もあるので、ご協力をお願いする。
委員の皆様には、2年間の環境審議会の運営にご尽力いただいたことを深く感謝する。
会長 ご連絡を受けた方は、対応していただきたい。
では、以上で、審議を終わり事務局にお返しする。
6 閉会
事務局(中村次長)
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